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第6回「大人の失敗談から学ぶ決断力トレーニング」開催!



開催日:2024年9月29日(土)

講演者:Web・アプリディレクター(40歳)

参加者:10人

場 所:オンライン(Zoom)



高校生を対象とした講演「高校生のうちに知りたい!大人の失敗談から学ぶ決断力トレーニング」の第6回を開催しました。参加者は現役高校生10名と、講演者として登壇した現役Webディレクター(40歳)の男性。進学や就職、夢に関する視野を広げることをテーマに、講演者がトピックごとに失敗談を披露し、活発なディスカッションが行われました。



 


TOPIC 1:幼少期のトラウマ


講演者は幼少期に経験した家庭環境の影響で、「自分の意見は否定される」と思い込んでいたそうです。そのため、人前での発言や自分の意思を示すことを避けてきたことが、後の進路選択や就職活動にも影響を与えました。この体験から、高校生には「自分の気持ちを素直に表現する大切さ」を学んでほしいと語りました。




TOPIC 2:目標のない学生時代


高校生時代、講演者は「とりあえず進学すればなんとかなる」という漠然とした考えで大学に進学しました。結果として、明確な目標がないまま学業を続け、興味を持つ分野を見つけられずに卒業。就職活動でも迷いが続き、長期間の無職期間を経験しました。この経験から、「自分の興味や関心に正直に向き合うこと」の大切さを強調しました。




■ ディスカッション第1回


最初のディスカッションでは、高校生たちは「自分の気持ちを素直に表現する」ことの難しさについて話し合いました。「家族や友人に意見を否定されることが怖くて、本音を言えないことがある」という声や、「進学や将来の目標を周囲の期待に合わせて決めがちな自分に悩む」という意見がありました。また、「目標を持たずに進学することの不安」についても議論され、講演者の失敗談を通じて「今のうちに自分の興味や関心を見つけることが大切だ」との気づきを得た様子でした。



 


TOPIC 3:見栄をはる生き方


社会人としてのキャリアの中で、講演者は「他人からよく見られたい」という気持ちから、収入や地位を誇張して話すことが多くありました。しかし、その見栄が原因で人間関係がこじれ、信頼を失うことに。高校生には、「自分らしく、等身大の自分を大切にすること」の重要性を伝えました。




TOPIC 4:40歳での失敗


40歳のとき、勤めていた会社でリストラを経験。見栄を張って周囲に「自分は大丈夫」と言い続けていたため、転職活動でもサポートを得られず、再就職までに時間がかかりました。この経験から、「周囲とのつながりを大切にし、助けを求める勇気を持つこと」の重要性を訴えました。




■ ディスカッション第2回


2回目のディスカッションでは、「他人からの評価を気にしてしまうこと」について多くの意見が出ました。「SNSで周りと自分を比較してしまう」といった高校生ならではの悩みもありましたが、講演者の経験を聞いて「無理に見栄を張る必要はない」と気づいたという声もありました。また、リストラの話を受けて、「失敗したときに助けを求めることは恥ではない」と理解し、助けを求めることの大切さについても共有されました。



 


- まとめ -


今回の講演を通じて、高校生たちは大人の失敗談を通して「自分自身を見つめること」「失敗を恐れず挑戦すること」の大切さを学びました。講演者の実体験に基づいたリアルなエピソードは、高校生の心に深く響き、進路選択や将来設計への視野を広げる貴重な時間となりました。

 

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